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雨の日の昼間もヘッドライト点灯は必要? 梅雨時に推奨される理由とは

日本気象協会が2026年5月21日に発表した内容によると、2026年の梅雨入りは全国的に例年より遅いか例年並みとされています。

梅雨をはじめとした雨天時は、日中でも空に雲が立ち込めて周囲が薄暗くなりがちです。

では、このような視界の悪い雨の日は、昼間であってもヘッドライトを点灯させるべきなのでしょうか。

安全運転のためにも、雨天時における灯火が推奨されている

梅雨時期は雨天が増えることにともない、日中でも薄暗いなかを走行する機会も少なくありません。

では、雨天時は昼間であってもヘッドライトを点灯させるべきなのでしょうか。

そもそも、通常の昼間の雨や霧の中においてヘッドライトを点灯させなくても、直ちに交通違反に問われることはありません。

道路交通法第52条では、車両の運転者は夜間やトンネルの中、あるいは濃霧などで視界が50メートル以下(高速道路では200メートル以下)の暗い場所を通行する際に、前照灯を点灯しなければならないと義務付けています。

これに違反した場合は無灯火違反となり、普通車で6000円の反則金が科せられます。

しかし、日中の雨天時において視界が50メートル以上確保されている状態であれば、法的な点灯義務は発生しません。

とはいえ、法律上の義務がないからといってライトをつけなくてもよいというわけではありません。

雨天時にヘッドライトを点灯させることで、自車の存在を周囲に認識されやすくし、ほかの車や歩行者からの視認性が格段に高まります。

実際、首都高速道路株式会社が発表した情報によれば、雨天時の1時間あたりの交通事故件数は、晴れの日のおよそ5倍になっているとされています。

とくに雨の日はサイドミラーや窓ガラスに水滴が付着して後方確認が難しくなるため、ライトを点灯して後続車に存在をアピールすることが不可欠というわけです。

また、雨に濡れたアスファルトは光を吸収しやすく、無灯火の車は背景と同化して見落とされやすくなります。

つまり、対向車とのすれ違い時の接触や被追突などを未然に防ぐためにも、昼間であっても積極的な点灯が推奨されているとされています。

オートライトに頼りすぎず手動での操作も重要

また、近年は道路運送車両法の保安基準が改正されたことにより、新型車へのオートライト機能の搭載が義務化されています。

オートライト機能とは、車に搭載されたセンサーが周囲の明るさを感知し、一定の暗さになると自動的にヘッドライトを点灯させるシステムです。

しかし、雨天時の絶妙な明るさや薄暗さの中では、このセンサーが「まだ十分に明るい」と判断してしまうことも少なくありません。

また、オートライトのセンサー感度は車種やメーカーによって異なるため、同じ雨天時でも点灯する車と点灯しない車が混在する状況が生まれるリスクもあります。

このように車ごとに点灯状況が異なると、周囲のドライバーも他車の存在を予測しにくくなり、思わぬ事故を招く要因になりかねません。

したがって、オートライトにすべてを任せきりにするのではなく、天候の悪化や視界の不良を感じたら手動でスイッチを操作することが重要になるというわけです。

まとめ

雨の日はただでさえ視界が悪く、路面も滑りやすいため、通常よりも慎重な運転が求められます。

自分が前を見るためだけでなく、周囲に自車の存在をいち早く知らせるためにも、自らライトを点灯させるという自ら安全を確保する意識を持つことが大切といえるでしょう。

また、オートライト等のシステムに頼りすぎず、状況に応じて適切に手動操作をおこなうことが、雨天時の安全なドライブを実現する第一歩につながります。

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